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まったくもってクラクラする現実


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謎のゲーム魔境〈4〉ロストゲームズ DECO&ビック東海編
この本の出版元であるマイクロマガジン社とは「“マイク”を持って“ロマ”ンチックに“ガ”ンズを歌えば“じん”わり染みる」の略…なはずねーだろ! という判りやすくたわいもない嘘があちこちに散りばめられているので、大小問わず嘘が嫌いな方や活字を何でも信じてしまう方は避けたほうが無難です。

駄目だけど伝説になり、駄目だけど愛され、駄目だけど駄目だったデータイーストとビック東海という2社を取り上げた一冊。全体の70~80%がデータイースト(ピンボールもフォロー)で、残りがビック東海となっています。
今回の特徴としてはインタビューがやたら多いところでしょうか。これまでの「魔境」シリーズに必ずあった海外旅行記やあとがきマンガはページ数の都合でなくなってますが、内容のイカレっぷりとそれなのに何か考えさせられてしまうのは相変わらずです。

「チェルノブ」のオープニング~1面BGMや、「空牙」の“Vapor Trail”のあまりのカッコよさに一発でヤラレてしまった私にとっては、この本で述べられているほど狂ったメーカーという印象はなかったのですが、今になって冷静に考えてみると、「トリオTHEパンチ」のイキっぷりにクラクラし、「グレイトラグタイムショー」の思いきりっぷりに(笑いすぎて)涙したりしてたなぁと思うのです。

ビック東海に関しては「バカゲー専科」やユーゲーで得た知識しかなく、マニやんは魅力的なキャラだなぁというしかないのですが、本書にはDC版バトルマニアの企画書が載っていて、実現してれば面白かったのになぁと思います。
引用元:まったくもってクラクラする現実

松本ちえこ

 PS以前のゲーム史というのは、一番盛り上がったのがインターネット普及前だったり、バブル崩壊で主立った中小企業が人知れず消滅していったり、そもそもゲーム業界の真実の記録なんてものは社会的にやばめだったりといった理由で、プレイヤー同士で古い記憶を引っ張り出して懐かしがるのがせいぜいである。

 で、今回はその中でもプレイヤーの脳天を直撃するメーカー・データイーストがメイン。あとおまけ的にビック東海、というかバトルマニアの幻の続編企画書。メガドライバーならこれは外せないでしょう。

 ところで、今回もいつもの通り(しっかりとした資料集めが全く内容に反映されていない)なのですが、1作目から既に5年がたって「そろそろちゃんとした資料として纏めておかないとマジやばくねぇ?」と不安を感じてしまったり。

 デコのピンボールについてリストが揃っていますが、多分これが日本でピンボールに書かれた「最後の本」になるのではないでしょうか?ああ、もちろんポケモンピンボールとかの攻略本は除いて。
引用元:

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